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Terastyle

Windows VISTAにもいい点が

 職場に新しいPCがきてから1ヵ月。評判のすこぶる悪いVISTAですが、使ってみるといいところもあるんです。もうすぐ7がでるってことで、一応VISTAにも触れておけてよかった。いくら評判最悪とは言われていても、実際自分で使ってみて本当かどうか確かめるべきですよね。噂だけに流されてはいけまへん。みなさんも触る機会があれば、少し使ってみてください。それにしても、VISTAの寿命の短さは異常でしたな。

 まずは、スタートメニューを開いた時にフォーカスが当たる検索ボックス。これが意外と使えるんですよ。
 たとえば、ここにwordと入力してエンター押せばすぐword2007が、excelとすればexcel2007などが立ち上がってきます。なんか、昔のコマンド方式に戻ったような感じですが、カーソルであれこれ操作して選ばなくてもいいのでとても素早くて酪です。ソフト名を入れればいいわけですから。
 他にも、この検索ボックスに、ファイル名などの一部の文字を入れると、ファイルの候補がぱっと検索されて出てきます。この候補を見るには、下矢印を押して目当てのとこでエンターすれば、すぐにそのファイルを開くことができます。これも結構使えますよね。検索も、Windowsがあらかじめindexを作ってくれているので素早く表示されます。

 他には、今までのマイドキュメントが整理されたことでしょうか。まず、名前がマイドキュメントからユーザー名(自分の名前とか)に変わりました。そして、その中に、「ドキュメント」「ピクチャ」などのフォルダが存在するほか、「デスクトップ」「お気に入り」「アドレス帳」などのフォルダも同じ場所にあります。フォルダ校正が整理されて、わかりやすくなりました。
 今までは、マイドキュメントの直下に文章とか余分なものを置くとごちゃごちゃしてましたが、VISTAでは文章はドキュメントのフォルダにまとめることができるのですっきりします。対した変更には見えませんが、なんかwordとかメモ帳の保存画面を出すと、保存先が標準でこのドキュメントになっているので、なんかやけに便利に見えてしまうので不思議なもんです。
 バックアップを取る時にも、このユーザ名のフォルダを保存すればだいたいのデータは入ることになります。スタートメニューを開いて右1回押すと、縦にドキュメントやピクチャが並んでいてすぐにアクセスできるので、最近はWindowsキーとEのマイコンピュータを開くことも少なくなりました。
 このマイコンピュータですが、これもVISTAで変わったことの1つですね。画面構成もだいぶ変わっているようです。開くと、ツリービューらしいのですが、エンター押すと、すぐにフォルダ表示になってくれます。ただ、このドライブを選ぶ時がいまいちわかってません。Cドライブを読み上げているのでそこでエンター押しても、Dドライブに入ってしまったりするんですよね。読み上げがおかしいのか?横に動いたりしないといけないし。なんかここは使いにくくなった気がします。なので、最近は使ってません。

 スタートメニューの配置もがらっと換わりました。横2列だったかなあ、これはXPの時も同じか。あでも、俺の場合は、クラシックスタイルで使っているので、昔のままの1列表示ですが。
 今回も1列表示にできるので、一度はそっちにしてしまったのですが、いい加減新しいスタイルに慣れるかって思ったのと、検索ボックスが使えなくなるので元に戻して使っています。慣れれば大して問題にはなりません。すぐ慣れますよ。ただ、少し横にも移動しないといけないので、全ての配置を覚えるのは少し面倒そうですが、よく使うものだけ覚えておけば問題ないでしょう。たとえば、シャットダウンは右矢印3回(電源押したらシャットダウンの設定なので俺はほとんど使わない)、プログラムは上1回、マイドキュメント(文章、音楽、動画)関係は右1回の列といった感じ。
 後は、ソリティアなどのゲームも読み上げてくれるらしいのですが、なんせ職場でしか使わないPCなので、ゲームはまだ試せてません。そんな画面見られたらまずいですよね。こそこそっとやらねば、おいw
 そういえば、VISTAのビジネス版には、ゲームとか入ってなかったような。たしかに、今までは全部のPCに入ってたわけで、よく考えたらそんなの必要ないですよね?うちのはコンシューマ版だから大丈夫かな。
 後は、複数のユーザでPCを使う時に出すログオン画面を読み上げてくれます。どうやらこの読み上げはWindows標準でサポートされているようです。パソコンの簡単操作とかいう設定メニューができて、そこからアクセシビリティ関係の設定がまとめておこなえるようになっています。
 ちなみに、VISTAでは、標準でスタンバイから復帰時に、このログオン画面が出て、ユーザー名を選択するようになっています(コンパネの電源オプションのスリープ介助時のパスワードの要求のチェックを外すことで介助できる)。別にエンターするだけだからそこまで面倒ではないですが、やっぱワンステップ増えるのでこの設定は介助しておこうかなと今思った。
 最後に堂でもイイ部分としては、起動音とか警告音が静かなものになってビックリさせられることが少なくなったような。なんか上品な音になってます。7では更に上品になるのか?wまあ昔からそういう流れだったか。95時代のじゃんって音とか懐かしいなあ。でも、XPのアプリケーションエラー音のどんって音だけは未だにびっくりするんですけど変えてもらえないかなあ。なぜあれだけ、あんな大きい音なんでしょうか。

 逆に気になる点も書いておかねば。やはりVISTAは重い、のか?このPCは、ドゥアルコアでSSDでメモリ3gb積んでいるので、操作していて重いなあ、遅いなあと感じることは、いくら重いVISTAだからといってもほとんどありません。もちろん、メモリをあまり積んでいなかったりすると、かなり重いというのは事実のようです。
 ただ、起動するまでは遅いです。1分ぐらい掛かります。SSDでこの早さですから、HDDではもっと掛かるでしょう。まあマイクロソフトは、VISTAはスタンバイからの復帰が更に早くなっているので、いちいち終了はさせずにスタンバイ状態で使いなさいっていっているので、その通りかと思います。いってることは間違ってない。
 スタートメニューでいうと、ショートカットキーが使えないことでしょうか。今まではスタンバイにするには、スタート押してUS、プログラムを出すにはPを押すといったことができましたが、VISTAではできなくなっています。Windowsキー押してスタートメニュー開いて何か入力すると、検索ボックスの機能が働いてしまいますから。これ、7では直ってるといいなあと少し期待してますがどうなんでしょうね。
 そうそう、ほかにはショートカット関係でいいますと、Alt+Tabでのアプリケーション切り替えのショートカットの反応が異常に悪いです。1回目に押すと、変わるのに1秒ぐらい掛かるのはざらです。なんでこんな遅いんでしょうか。Windowsってのはソフトを複数開いて切り替えながら使うので、このレスポンスの悪さにはとてもいらいらさせられます。
 これ、なんとかならないんでしょうか。対処法があったら誰か教えてちょんまげ。
 しかも、デスクトップへもこのショートカットで移動するようになったので、目的のソフトにたどり着くのに、1回余分にキーを押す必要があります。これも結構ロスになるんですよ。デスクトップは、Windows+Dキーのショートカットがあるんだから、そんなアプリケーションの切り替えに入れてくれなくていいんです。
 後気になる点としては、ファイルを開くや保存画面が変わったことでしょうか。最初に開くと、ファイル名を入れるところにフォーカスがありますよね。今まではそこからShift+Tabを押せばファイルの一覧でしたが、VISTAではそこがファイルの並び替え方法を選ぶとこに変わっています。なのでいつもの癖でSHIFTとTabを押してカーソル押すと、並べ替えのA~Zとか喋ってエスケープで抜ける必要が出てきて、これが結構いらっときます。これはなかなか慣れないですね。

 以上のように、VISTAは悪い点もありますが、噂になっているほど使えないってわけではないんです。7を使うに当たっても、このVISTAの使用感を知っておくのも悪くはないでしょう。
 ああなんか、久しぶりに真面目な?まともな?文章を書いた気がします。なんかこれを修正してレポート作れそう。今は仕事でメールや文章書くことにしか使って無くて、まだ、VISTA独自のソフトとかはほとんど使っていないので、また気づいた点が出てきたら、順次書いていきたいと思います。ご静聴有難うございました。
 ここまで読んでくれる人が何人いるんでしょうか。いなさそう。いいもんねえ、自己満足なんだから。
by terax0211 | 2009-08-05 18:09 | PC全般