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Terastyle

ブレイルセンス体験会

今日は、KGSから新しく発売されたブレイルセンスという製品の体験会に行ってきました。
これは、点字入出力方式の音声・点字PDA(携帯情報端末)です。
つまり、持ち運びのできる小型のケータイ情報端末といったところでしょうか、インターネットができるので、PCのようでPCではないんです。
手前に、展示が表示される32ますのピンディスプレイと、音声読み上げを聞きながら、操作がおこなえます。
また、天治の6展入力から、漢字仮名交じり文を書くことができます。
機能としては、ワープロ、Eメール、ネットブラウザ、DAISYプレイヤ、メディアプレイヤ、ファイル管理、アドレス管理、スケジュール管理、スクリーンリーダーターミナル、ActiveSyncなどなど、一通りの機能はそろっています。
キーボードは、手前から点字ディスプレイ、その前にタッチカーソル、その前にファンクションキーが3つだか並んでいます。
その奥には、スペースキーと6点キーとエンターキーがついているという、キーノ数が少なくなっています。
また、背面には、左からUSB/2、パラレル、シリアル、アナログRGBがあり、左側面にCFスロットが2つ、右側に電源とイヤホン端子がついています。

この製品の魅力は、なんといっても点字だけで、かつこれ1台でPCの代わりになるということです。
出先で、ちょっとしたメールを返信したり、少しインターネットで調べ物をするぐらいなら、これ1台で事足りてしまいます、これがPDAってものですが。
点字を読みながらインターネットってのも、なかなかできないですからね。

後、キーのうち心地が個人的に気に入りました。
ブレイルメモはスコスコって感じですが、こちらはパチパチという感じで、それでいて少し重みがあるので、結構ガンガン打てる気がします。

おまけ機能としては、ワープロで「ドレミ」と書くと、自動で天治の音符に変換してくれるなあんてものもありました。
ピアノのそばに置いて、作曲をしろってことか?

要望としては、独立したカーソルキーがほしいですね。
カーソルを動かすのに、2つのキーを動じ押しというスタイルは、どうもなじめません。

後は、OSにWindowsCEを積んでいることもあり、なんとなく動きがもたっとしています。
文章を入力してスペースキーを押すと即座に候補が出てくるのではなくて、少し時間が掛かります、これが、Windowsってものなんですね。
その点、ブレイルメモはもたつき感が無いのでいいですね。

ちなみに、値段は570,000円です、はい買えません、さようなら。
by terax0211 | 2006-07-15 22:18 | PC全般