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Terastyle

ATOKで文字入力の極意

最近文章をより快適に書ける環境を作ろうかと思い、ちょっとあれこれやってみています。
文章をたくさん書く方に、少しでも参考になればと思って書いています。

日本語変換システム FEP((front-end processor)をご存じでしょうか。
その名の通り、入力した文字を漢字に変換してくれるソフトです。
PCで文字を打ってスペースキーを押す、漢字の候補が出てくる、ここで一発で適切な漢字が出てこれば楽ですよね。
日本語変換システムを変えることで、ここの変換候補の制度が違ってくるんです。
通常PCを使っていて、ほとんど意識することのないソフトかもしれません。
でも、適切な漢字がすぐにでてこないと、意外とストレスがたまるみたいで、目立ちませんがこれは意外と重要です。
現在Windows に標準で搭載されているのは、MS-IME と呼ばれる漢字変換システムです。
Windows には本当に標準でマイクロソフト製のソフトが多くついてきますよね。
これはマイクロソフトの戦略ってやつなのか?
個人的にあまり好きではありません、標準で入っているマイクロソフトの製品を当たり前のように使ってしまう訳ですからね。
重要なのは、選択の自由ってやつで、使いやすいソフト、優秀なソフトを選んで使うということなのではないでしょうか。
その中で、IMEはどうなのでしょうか。
最近はIMEもだいぶバージョンアップを重ねよくなってはきましたが、やはりまだまだATOKにはかなわないでしょう。
IMEのおもしろい誤変換リストです、貼り付けてみる。

しかとされた→鹿とされた …ギリシャ神話テイスト
なめてんのか→なめ天の課 …"なめ天"担当課の存在
かいたいこうじ→書いた移行時 …ファイル差し替え時
じょきょうし→除去牛 …キャトルミューティレーション
エルメス→得るメス …医療IME。あるいは異性に餓えてる
むしのあい→無視の愛 ・・・人の弱点は見てみぬふりをする愛
さいきんIMEがへんです→最近IMEが編です …最近~がシリーズ
にっぽうかいてるとき→日報かいてるとき …小学生日記テイスト
であいけいさいと→出会い掲載と …"出会いを掲載とあいなり"と予測した
のいずきゃんせりんぐ→ノイズキャン背リング …"ノイズ"鑑賞可、背後で"リング"。夏のWホラー
ビビアン・リーと女教師がヒット。もう少し世間を知ろうよ、IME。

こんな感じでしょうか。
こういった誤変換が「ゆかいな誤変換」なあんて本にまでなっているそうですよ。
という訳で、私はもちろんATOKをお勧めします。
ATOKだったらこれらの分もスムーズに書くことができます。
ATOKは有料ですが、4000円ぐらいで安く手に入りますよ。
今はAATOK2005が発売されています、もうすぐ2006がでるかも。
文章をばりばり書く人にとっての4000円なんて安いもんです、これでストレスはすっきり解消なんだから。
あでも、文章おあまり書かない人には価値がそれほど無いかもしれませんね、そういう人はこの文章は読んでないか。
個人のbLogだからこそなんでも書けるんです。
私ももちろん使ってます。

それでは本題の快適な入力環境計画を始めますか。
まずは、先ほども紹介していたATOKを入れてみるべし。
まあ入れたとしても、すごい実感がわくというソフトではなくて、縁の下の力持ち的なそふとなので、まずはこれでストレス無く文章が書けるぞ~って気分に浸ってください。
なにごとも気持ちが重要です、俺はなにをいってんだ、いわゆる隠し味ってやつですね。
ATOK用のキー配置も使えますが、IMEの入力設定を引き継ぐことができるので、違和感なく使い始めることができるでしょう。
まずはこのソフトを入れるだけで、変換効率UPですよ。

次に、なんといってもブラインドタッチをマスターするべきです。
いくらソフトがよくても、やっぱり入力速度があまりにも遅いと時間も掛かるし疲れますよね。
そう考えると、ブラインドタッチができるのが一番です。
これができるとできないとでは、入力の早さは格段に違ってきます。
画面だけを見ながら文章が書ける、これはかっこいいじゃないですか、ってよくわからんけど。
最近はキー入力練習ソフトが山ほどあるので、それを使って練習をしていればだいぶ上達するのではないでしょうか。
昔ながらの得打とかが好きかも。
そんなの使わなくても、こうやって文章でも書きまくっていれば早くなっていくのかも。
文章を書くときに、「ん」の文字を書くのにいつもNを2回押したりしていないでしょうか。
文字の途中にんがある場合、Nは1回でいいんです、これをなくすだけでもだいぶ違うと思います。
それを考えると、Enterキーも行を変えるとき以外はできるだけ使わないようにするべきです。
でも、あんまり早く打ってスペースキーを押すと変な候補とかがでてくるのはなんででしょうね、このPCが悪いのかな。

次に、キー配置をカスタマイズしてみるということです。
なにげにこれがかなり重要だったりします。
IMEをすっきりHDDから削除したところ、IMEのキー設定がなくなってしまいました。
唯一IMEでいいと思うのは、スペースキーの左の無変換キーを押すとひらがな、カタカナ、半角カタカナの順に切り替わってくれることです。
これとATOKを組み合わせると意外と快適なんですよ、でもATOKを使っているんだから、どうせならもっと快適にしようじゃあないですか。
ということもあり、キー配置を自分なりに工夫してみることにしました。
具体的には、直接ひらがな(F6キー)をスペースの左の無変換キーに、直接カタカナ(F7キー)をスペースの右の変換キーってやつに設定しました。
これはなぜかというと、直接カタカナにしたいがために、ファンクションキーまで手を伸ばすのは面倒でしょうがありません。
指がジャイアントババ並に長くないと、右手をホームポジションから話さないと届きませんよね。
ホームポジションってのは、人差し指がFとJから並んでおいてある場所のことです、基本的に文字入力のときはこの配置をあまり変えてはいけません。
そして、スペースキー周辺のキーってのは、普通ほとんど使わないですよね。
一応スペースキーの右側に変換キーなるものがありますが、これは押したことがありません、使っている人はいるのか?
という訳で、使っていないキーを有効活用して、直接ひらがなとカタカナキーに割り当てたということです。
まさか、ひらがなにするために、Enterキーなんかをフル活用している人はいませんよね。
ここは、今の技でぱぱっと無変換キーでひらがなにして打ちまくりましょう。
1回変換候補をだせば、Enterキーで確定する必要はありません。
後唯一よく使う文字で場所が離れているのは「ー(長音」です。
私は去年ぐらいまではこのキーを右手を完全に話して人差し指で打ってしまっていました。
今年になってから小指で打てるように修正しました、これで入力が多少早くなったかなぁと思っていましたが、やっぱりもっと近い方がいい訳です。
今回はほとんど全角では使わない「;(セミコロン)」に割り当ててしまいました、明暗。
まあ明暗といってもやってる人は結構いそうですが。
これで手を動かさずに楽に小指で打つことができました。
こういったキーの変更技もあるわけです。
これらのキーの変更は、
Shift+F10→プロパティ→キー・ローマ字・色のタブ→キーカスタマイズあるいはローマ字カスタマイズを選ぶことで設定ができます。

次にATOKならではの機能である省入力機能を使うことです。
この省入力機能というのは、以前に入力したものなどを含めてタブキーを押すと予想して候補を出してくれるというものです。
今「しょう」と書いてTabキーを押すと省入力機能などといった候補が出てきます。
Linuxではコマンドなどでこの機能が使えます。
このように、よく使いかつ長い単語などはTabキーを押すことで入力を短縮できます、これをうまく使いこなせるようになれば最高ですね。
私もまだまだ使いこなせていない状況です。
本能的にTabキーに手がのいるようになるのが理想ですね。

最後に結構一般的な単語登録を使いこなすということです。
実は私もこれに関しては初心者でまだまだ勉強不足といったところです。
単語登録じゃなくて漢字を打って学習させようと考えている人でしたから。
やっぱりまずは自分や友人の名前を単語登録してみるのがいいかもしれません。
あ、普通に変換できるならしなくてもいいですが。
名前を完璧に変換するというのが、一番難しいでしょうからね。
後入力の煩わしさや間違えやすさを考えると、長音を省いた単語登録をするという技もあります。
また、同じキーを2階たたく、同じ指を2回連続で使う操作はミスタッチになりやすいようです。
ミスタッチをすると、いくら変換効率がよくても最初からの打ち直しになってしまいます。
これでは、一番ロスということになります。
れらの登録は私もまだやり始めたばかりなので、数も多くはありません。
たとえば、「状況」は全て右手入力に、キーボードは長音が2階あったりで打ちにくい、「私」はちょっと長い。
これらをJK、KB、Wと短縮登録しておくことで、ミスタッチも減りますしうまく活用すればスピードアップにも繋がります。
たとえばこんな感じに。
「私の今の状況は、キーボードに向かってせっせと文章を書いています。」
「Wの今のJKはKBに向かってせっせと文章を書いています。」
たとえて言うならこんな感じです。
まずはこういった自分がよく使う覚えやすい単語を登録してみることをお勧めします。
一気にたくさんの登録をしても、使いこなせません。

余談としてキーボードを変えてみるというのもいいかもしれません。
自分に合ったキーボードを選ぶというのは本当に難しいですが、手軽なものでもはじめからついてくるキーボードよりは打ちやすいものに出会えると思います。
ここで、キーボードについて語るとそれだけで1つの記事になりそうなので控えます。
今度思い切って、FILCO Majestouch FKB108M/NB 黒 かな無しを購入してみようと思っています。
買ったらここでレポートしますね。
本当はとープレのキーボードとかほしいですが、さすがに高すぎて手が出ません。
テンキーレスでも16000円ぐらいです。
今回はMajestouch で我慢しておきます。
キーボードを変えるだけで入力速度は結構変わるらしいですよ。
実際今のDELLのキーボードを使い始めたときは意外と打ちやすいのかなと思っていましたが、最近思ったより前のノートに比べてスピードが落ちていることに気づきました。
早く打つのに少し気合いがいりますからね、それでは打ちやすいとはいえません。
打ちやすいキーボードに出会えたら一番いいですね。

ということでいつもながらだらだらと書いてしまいました。
この記事は、ある程度しっかりと書いているので、長くなっております。
流し読みをして、よかったら気になったところだけ参考にしてみてください。
4600文字とかありえない量です。
by terax0211 | 2005-09-08 21:57 | PC全般